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イギリスってどんな国?イングランド・スコットランド・ウェールズと、北アイルランドの連合王国
イギリスとイングランドってどう違うのか。スコットランド、ウェールズって何を指しているのか。アイルランドと北アイルランドってどう違うのか。イギリスの地理について疑問を抱えている方は多いと思います。
ラグビー、サッカーでよく聞くイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドを知ることで、スポーツを何倍も楽しめます。
では、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドとアイルランドについて説明していきます。
イギリスの正式名称(国名)
イギリスの正式名称は、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国です。
イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの「カントリー」=「国」からなる連合王国です。
イギリスの地理
イギリスは、ヨーロッパ大陸の北西岸に位置し、グレートブリテン島、アイルランド島北東部、その他多くの島々からなります。
グレートブリテン島にあるはイングランド、スコットランド、ウェールズ
グレートブリテン島にあるイギリスの構成国
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」という国名の中で「グレートブリテン」を指すのが、グレートブリテン島にある、イングランド、スコットランド、ウェールズの3つの国(カントリー)です。
イングランド
イングランドの主要都市とおおよその人口は、
ロンドン 7,170,000 人
バーミンガム 970,000 人
リヴァプール 470,000 人
リーズ 440,000 人
シェフィールド 440,000 人
ブリストル 420,000 人
マンチェスター 390,000 人
スコットランド
スコットランドの主要都市とおおよその人口は、
グラスゴー 590,000人
エディンバラ 459,000人
アバディーン 195,000人
ダンディー 147,000人
ウェールズ
ウェールズの首都は、カーディフ。人口はおおよそ310,000人で、ウェールズ最大の都市です。また、ラグビーウェールズ代表は世界的な強豪としてウェールズ人の誇りとなっています。
グレートブリテン島の地理的特性について
グレートブリテン島は、北大西洋に位置する島で、アイルランド島、マン島などとともにブリテン諸島を構成しています。世界で9番目に大きい島で、イギリスの国土の中心的な島です。首都ロンドンをはじめ多くの大都市があります。
イギリス国王を自国の国王としている英連邦王国
英連邦王国は、イギリス連邦の加盟国であって、イギリスの国王(2019年11月現在エリザベス2世)を自国の国王として戴く主権国家を指します。
イギリスをはじめ、カナダ、オーストラリア、ジャマイカ、バハマ、ニュージーランドなどの国家が該当します。
北アイルランドとアイルランドってどう違うのか?
アイルランドと北アイルランドの歴史的背景を簡単に整理
1801年 イギリスによるアイルランドの実質的な併合
1921年 アイルランド独立戦争が終わる
1922年 12月6日アイルランド自由国が成立(イギリスの自治領)。ただし北部アルスター地方の6州は北アイルランドとしてイギリスに留まる
1931年 ウェストミンスター憲章が成立、アイルランド自由国はイギリスと対等な主権国家(英連邦王国)となる
1937年 アイルランド憲法を施行、国号をアイルランドと改める
1949年 英連邦を離脱、完全な共和制に移行する
1998年 ベルファスト合意。直後の国民投票により北アイルランド6州の領有権を放棄する
北アイルランド
北アイルランド最大の都市は、ベルファストでおおよその人口は330,000人です。
イギリスにおけるスポーツの代表国ってどうなっているのか?
4つの国(カントリー)が代表国となるスポーツ
サッカー、ラグビー、クリケットは、国際競技団体として4つの国(カントリー)であるイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド(ラグビーはアイルランドと合同)それぞれの加盟を認めています。
イギリスが代表国となるスポーツ
オリンピックでは単一国家としての出場が大原則であるため、イギリスが代表国となります。サッカーは、ロンドンオリンピックで、4つの協会が一体となったイギリス代表として初出場しました。
また、野球においてはイギリス代表として、欧州野球選手権やWBCなどにチームを送り出しています。
最後に
イギリスの歴史は、世界の歴史として深く刻まれており、複雑でかつ多様な歴史だと言えます。
知れば知るほど面白い国です。
もっと詳しくイギリスを知りたい方は、次の図書を参考にしてはいかがでしょうか?
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