コーヒーを飲んで健康に!有効成分と飲み方・飲み時を知ろう!

日頃からよく口にするコーヒーですが、コーヒーが健康に良いと知らない方は多いのではないでしょうか。

コーヒーにどのような成分が含まれ、体にどのような効果をもたらしてくれるのかを知ることができたら、コーヒーの満足感はいっそう増します。

コーヒーの有効成分って知ってる?

カフェインですよね。他にも何か有効な成分がありますか?
クロロゲン酸やニコチン酸があるよ

ニコチン酸って、タバコのニコチンですか?体に悪いんじゃないんですか?
ほんと単細胞だなぁ。タバコに含まれるニコチンとは全く違うよ。ニコチン酸はビタミンだよ。クロロゲン酸やニコチン酸には、美容効果が期待できるんだ

カフェインは、眠気覚ましに効きますよね。でもトイレにも行きたくなります
そうだね。カフェインの効果としてほかにも、ダイエット効果が期待できるんだ

では、コーヒーの有効成分とその効果について説明していきましょう。

コーヒーに含まれる有効成分と飲み方・飲み時を知ろう!

コーヒーに含まれる有効成分として、クロロゲン酸、ニコチン酸、カフェインが挙げられます。

それぞれ体に与える効果が異なりますし、効果的な飲み方や飲み時があります。

クロロゲン酸

クロロゲン酸とは、抗酸化作用で有名なポリフェノールの1種です。

期待される効果

クロロゲン酸を摂取することで肌のうるおいを向上させる美容効果が期待できます。

また、紫外線などによって作られるメラニン色素の皮膚細胞への取り込みを防ぐことでシミ予防の効果が期待できます。

ダイエット効果として期待できるのが、食物に含まれるデンプンなどを糖に分解する糖質分解酵素の働きを抑え、食後の血糖値が上昇するのを抑制する効果と、脂肪分解酵素の働きを抑え、脂肪が体に吸収されるのを抑制する効果です。

効果的な飲み方

クロロゲン酸は生豆に多く、焙煎するほど失われるので、浅煎りのドリップコーヒー(アメリカンコーヒーなど)の方がクロロゲン酸の含有量は多いです。

コーヒー豆中に含まれるカフェインは1~2%、クロロゲン酸は5~10%。カフェインよりもクロロゲン酸の方が多く含まれてるよ

ニコチン酸

ニコチン酸とは、善玉コレステロールを上昇させることで有名な成分です。

期待される効果

ニコチン酸は、中性脂肪を低下、善玉コレステロールを上昇させ、動脈硬化を引き起こすコレステロールを肝臓まで運び、動脈硬化防止効果が期待できます。

またアンチエイジング効果として、ニコチン酸は傷ついた細胞を修復するNADという物質に変わり、年齢とともに減少するNADを補うことで細胞の老化を防ぎます。

効果的な飲み方

ニコチン酸は、中煎りから増え始めて、深煎りが一番多くなるので、深煎りのコーヒーの方がニコチン酸の含有量は多くなります。

カフェイン

カフェインとは、覚醒作用で有名な成分です。

期待される効果

カフェインには、睡眠を促す物質を受け取る受容体に眠気物質の代わりに結び付く「覚醒作用」があります。

また、脳の血流が改善し、脳の働きが活性化することで集中力を高める効果も期待できます。

ダイエット・筋トレ効果として、カフェインには脂肪燃焼を高める効果とともに、基礎代謝を促進する効果も期待できます。

効果的な飲み時

カフェインは、摂取後、約30分で脳に到達しますので、集中したい30分前、筋トレする30分前に飲むのが効果的です。

特に、スクワットなどの下半身の筋力強化に、コーヒーを飲むのが効果的だと言われているよ

さいごに

コーヒーの健康効果を知る機会になったと思いますが、コーヒーと一言でいっても種類がたくさんあります。

もしよろしければ、コーヒーの種類についての記事もありますのでご覧いただけたらと思います。

コーヒーの種類を分かりやすく説明!代表的なコーヒー豆の銘柄も覚えておこう!

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